早くから仕事について考える

最近では新卒で就職をしても、一年待たずに退職する人が増えているそうです。
学生時代にアルバイトなどの経験をしていても、それは社会経験にはなりませんので、実社会に出て現実の厳しさに戸惑うようです。
学生時代のアルバイトが、なぜ社会経験にならないのでしょうか。

実は高校生であったり、大学生であったりという学生の立場の場合、雇い主側も責任などは軽くなるように考えているからです。
学生は就職が決まったり、進路が決まると辞めてしまうということが前提なので、あまり重きをおかないように注意しているのではないかと思います。
かなり優遇された中でのアルバイトだということを知っておく必要があります。
実際に社会に出ると今までのアルバイトでは許されていたようなことも、常識から外れていたと知ることもあったり、現実の厳しさを知ることになるではないかと思います。

一度就職をして、転職をするとなると就職よりも大変なことになります。
出来れば転職を考えないといけないような不安はない方が良いのですが、最初の就職から上手くいく人は少ないようです。
就職するときは自分に出来ることは何か、またその会社でどのような存在になりいたいのか、ということを考えておかなくてはいけません。

転職は出来るだけ少ない方が良いので、最初からうまくいかない場合は転職すれば良い、という考えを持たないようにしましょう。
将来のビジョンをしっかり見据え、そのビジョンに沿ったキャリアプランを考え、出来るだけ早い時点で、将来に向けた行動をとるべきだと思います。
そして、たくさんの選択肢の中から、自分の仕事と思えるような仕事に出会えるようにしたいものです。